矯正專門クリニックで治療するメリット

一般の歯科で矯正するのと
専門クリニックで矯正する際の
治療の違い

歯の矯正治療は、一般歯科でも受けていただくことができます。しかし、一般歯科では、床矯正のみ、部分矯正のみなど、矯正治療のうちの一部しか行っていないこともあります。当院は矯正治療の専門クリニックとして、様々な矯正治療をご提供できる体制を整えており、常に歯並び全体のことを考えて、しっかりと全体で噛める状態を作っていきます。そして、きちんと噛める安定した状態は後戻りしにくいという特徴があります。

矯正治療には、大きく分けると永久歯と乳歯が混じっている状態の成長期に実施するI期治療と、すべて永久歯に生え変わった後に実施するII期治療があります。一般歯科の中には、これらのうちどちらかしか行っていないところも少なくありません。しかし本来はそれぞれの時期だからこそできることがあり、どちらも行うことでよりきちんと噛み合わせることができる状態を作ることが可能になります。

また、私たち矯正専門クリニックでは、歯の見た目のきれいさだけを考えるのではなく、それによってお手入れがしづらくなり、虫歯や歯周病で歯を失ってしまうリスクが増えること、噛み合わせがずれることで肩こりや腰痛の原因になること、顎が痛くなってしまうことがあることなど、あらゆる点を考慮して、矯正治療を進めていきます。

矯正治療時の抜歯について

歯の矯正治療をする際には、限られたお口の中のスペースで歯列を整えるために、抜歯が必要なことがあります。しかし言うまでもなく、歯を減らすことはできるだけ避けるべきですし、歯列を狭くすればそれだけ舌を収めるための空間は狭くなります。
小学生のうちに顎を広げる治療を受けておけば、抜歯の可能性は低くなりますので、できるだけ早めに矯正治療を始めるようにしましょう。実際に、大人になってから矯正治療を受けられた方の多くが、「もっと早い時期に始めれば良かった」と仰っています。

矯正治療の必要性は、見ただけでは判断できない

歯がつかないのが、奥歯を噛みあわせた時に前歯に隙間ができる「開咬(かいこう)」、そして同じく奥歯を噛みあわせた時に上の前歯が完全に下の前歯を覆ってしまう「過蓋咬合(かがいこうごう)」です。これらは、お母さんやお父さんが見ても気がつかないことがほとんどですので、定期的に歯の検診を受けて、歯並びの指摘を受けたら矯正専門のクリニックで診察を受けるようにしましょう。

顎を広げるだけでは不十分

小児期に顎の大きさを広げる治療を受ける方は増えていますが、拡大装置を入れて広げただけという方もいらっしゃいます。たしかに顎が狭い場合は、歯を上手く並ばせるために顎を広げることは重要ですが、広げた後にきちんと歯を移動させてあげなければいけないケースも多々あります。また、反対咬合(受け口)についても同様で、反対咬合のお子さまは上顎が小さい場合が多く、前歯の反対咬合を治してもその後、乳歯から永久歯に生え変わる際に乱杭歯(でこぼこの歯並び)になってしまうケースも意外と多いのです。

一つの治療が終わっても、一つの問題を解消したに過ぎず、それ以外の部分も治すために別の装置を使うようになることがほとんどです。

セカンドオピニオンについて

当院では、他の歯科医院で矯正治療を受けることをご検討されている方向けに、セカンドオピニオンを実施しています。もし今から始めようとしている治療内容に不安がある方や、念のため他の専門家の意見も聞いておきたいという方は、ご遠慮なくご相談ください。

引っ越しなどで治療中に転院される方へ

当院は日本臨床矯正歯科医会に所属しており、もし患者さまが治療途中で引っ越しなどで転院しなければならなくなった時には、これまでの治療計画やお支払いいただいた費用、現在の経過状況などをすべて引き継ぎさせていただきます。そのため、患者さまがご自身で新しい歯科医院を探して、自分で治療の状況を説明しなければならないということはありません。

Kids矯正 クリスタル矯正歯科 監修 tel:0587-37-8811
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